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上原のあ@uen70ika

No.174

TRPG,卓報告

CoC『そして東南の海から月は昇る』
CoC『そして東南の海から月は昇る』


KP:清鷹さん

PL:
萩本シン/上原のあ

END1-A

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#-シン #-そして東南の海から月は昇る

以降ネタバレ伏せ
!からはる ネタバレ



1日目メモ(3日目午前まで)

有明のことが思い出せない歴史失敗の連続。
嫁じゃなかったのかな???(酷すぎる)
歴史70を6回くらいミスった気がする。少なくともかみなりのPPは使い切った。

でもファンブルしてなかったからね。ファンブルしてないから大丈夫ですね。(※フラグ)


有明さん可愛いんだよな。にこっと笑って可愛い。
ふたりで「ははははは!」「ははははは!!」って笑ってるの可愛い。


かみなりを5回すべて外す確率は0.3^5で0.243%だそうです。
要らん!!!要らん要らん!!!!!!!!!


2日目メモ(5日目午後まで)

テキセで2時間やって4回ファンブルする。私が……神だ……

情報は出そろったという宣言をもとに、推理タイムでセーブしていただきました。ぽやぽや考えながら明日に完結するよう頑張ります。
ビビるくらい目星失敗してるんですが、まあ……なんとかなあれ♪♪♪

神棚の情報が出た私「ああ、飲食店によくありますよね、神棚ね。……あ、違うわ描写これ。飲食店にある感じじゃないわ」
KP「え?? 飲食店にあります???」
私「え??? よくあるじゃないですか、大神神社とかのお札さん置いてあるやつ、居酒屋とかで」
KP「それは近畿近郊の風習なのでは?」
私「いやまあ大神神社はこの辺だからかもしれないですが、えべっさんとかめっちゃありますよ」

全部大阪だからっていう可能性ある。
……あるよねぇ、飲食店に神棚!? 昔バイトしてた居酒屋にもあったし……近所のジンギスカン屋にもあるよ! えべっさんとかめっちゃあるよね!?

……いやまあえべっさん(恵比寿さん)が馴染みなのは大阪やね、京都にもあんまあらへんわね。


考察つってもなあ、火じゃなくてミ号銃で炉を爆発させようとしたらエラった……くらいにしか今は思えていないので、寝て明日考えようかな。深夜の思考はあまり信用なりませんからね。
待宵サンは、なんだろうなあ。艦そのものの意志で、死の直前で止まっているという感覚だけど、誰かに覚えていて欲しかったとかそういうことかなあ。ちょっと考察が浅いかなあ。頑張れ明日のわたくし。

3日目メモ

ラストの推理から、待宵サンに話して、エンドまで。
”どうして”の部分はちょっと考えすぎた(私の思考が『記憶を残してほしい、覚えていてほしい』ということについてどうしてもエモ寄りなのかもしれない……)んですが、行動としては綺麗にエンディングに行けたので……ヨシ!

なぜ己がここに連れてこられたのか、誰の意図なのか、ということを考えながら、家族について考えて話していたんですが、
言いながらも『家族愛のストーリーは清鷹さんのシナリオとしては違和感あるんだよな』とは思いました。これは作者と知り合いであるが故のメタかもしれない。でも作者メタがなければ私は違和感を覚えなかっただろうし、こう考えただろうと思ったのでそのまま突っ走りました。私の今までに通過してきたジャンル(TRPGのシナリオに限らず)がそういうところのお育ちだからです――――
クセが出ていいと思うんです。私だったら真相をそうしてしまったと思う。
私はKP兼作者の清鷹さんがそういう「ベースになっている思考回路の違い」みたいなものを楽しんでくださる方だと思ってこのぶっちゃけをしたためている。そうでもなく不愉快だったら……ごめんなさい……


脱出シーンではダイスがだいたい成功してよかったです。部屋の探索の目星だいたい失敗してたからなお前!!

別れ際に食事の話をする男。わりとぽっちゃりした男で通過したので、こういうのをやりたかった。
ところでフルコース2食できたのは清鷹さんKPで初だったそうです。ヤッター!完食もできたヤッター!目星や歴史はドブほど失敗したけど飯の運はよかった男になりました。

楽しかった! 私は楽しかったを口で言うのが妙にテンション低い感じになっちゃうので申し訳ないんですが本当に楽しかったです。
適度な探索、適度な考察、シリアスだけど難易度はお気軽、ごはんも食べよう、って感じで。待宵ちゃん可愛い。どうでもいいけど海軍式的な縦向け(?)の敬礼も好きです。


萩本シンは基本的に人情モノくそくらえの人間で、金のことばっか考えてあんま友達いないタイプだと思うんですよ。
でも、もしかしたら未練かもしれないと考えて手帳の写真を服の内側に頑張って入れて(あるいはビニールでもあればそこに入れて)、彼なりに頑張って遺族を捜し当てて写真を渡すと思います。
そういう行動とったことについて知り合いとか家族とかに「明日は槍が降るぜ」とか言われて「うるせーっ」とキレて終わってほしい。その後別に幾さんやその親族と交流が生まれるわけでもなく、元の人生に戻っていくタイプ。
シナリオ真相的にはそんなことしなくったって、帰れたんだろうけど。彼はそんなことわからないし、「ちゃんと後始末つけないと呪われるかもしれん」と思っているのでちゃんとやりきります。
人情どうこうっていうより、『人情モノを大事にしている他人に不義理働いたら俺が不利益被るかも』という思考。彼自身に人情があるのではない。
でも外から見たらそれは人情っぽい行動なのでからかわれていてほしいのだ。

手帳は機密があったかもしれないんで、手帳に挟んであった写真がギリギリ見られる範囲で残りました……とかだったらまあ、機密がもれなくてちょうどいいのかなあ。とぼんやり思うPLです。


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「台風で外投げ出されたのはあんとき乗ってた船の不始末だぜほんと。めちゃくちゃ運良く救出されたから死なずに済んだだけで」
 シンは思い切り顔をしかめる。
「親より先に死ぬ親不孝をやるところだった」
 ――などと宣うが、それを聞けば両親ともに、それこそ変顔と言えるほど顔をしかめるだろう。どこにも親孝行の要素がない男である。

 しばらくは船なんか乗りませんトラウマなんだから、などと主張しようとしたが、金目のもんでも拾って入院代でも稼いでこいなどと薄情な親族に放り出され、――なんやかんやとあり、結局調査船に同乗することとなった。俺がいてどうなるんだよと頬杖をつきながらも、水平線を見る。
 綺麗な夕暮れ、水平線が見えると待宵は言った。こんな景色を思い浮かべていたのかね、とふと思い、すぐに首を振ってその考えを打ち消した。感傷は俺に合わない。
 ウン十年も沈んでいたのだ、最早価値あるものは出てこないだろう。ともすればタコやウツボの住処にでもなっているのではなかろうか。それでも骨くらいは回収してやったほうがいいとシンは考えている。
 ――だってほら、供養されていない遺体って、どうにも祟ってきそうじゃないか。
 普段なら祟りだなんだというのはジジィの妄言だと切り捨てるところなのだが、実際超常現象に巻き込まれたのだから切り捨てづらい。
 骨を見つけたら幾サンに持っていったらいいだろう。畳む

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